小醤油みそってどんなもの?
こんにちは。KIYA magazineです。
今回は、KIYAの1つ目の商品でもあります、「小醤油みそ(こじょうゆみそ)」についてです。
そもそも小醤油みそとはなにか、基本的なことがこの記事を通して分かるよう、お伝えしていきます。
海士の代表的な家庭の味
小醤油みそとは、醤油と味噌の二つの味を合わせ持つ、海士に伝わる代表的な郷土食です。
名前の通り、醤油のような、味噌のような、両方の味を感じられます。
昔から醤油としてお刺身と食べたり、もろみそとして野菜と食べたり、おかずとしてご飯と食べたりと、様々な使われ方をしてきました。
旨味の強さとほどよい甘味が味の特徴です。
香りも芳醇で飽きがこない美味しさがあります。
料理に使えば素材の味を格段に深くする、隠れた名脇役です。
今もなお家庭で作られている小醤油みそ
海士町では何世代も前から今もなお、各家庭で仕込まれています。
お盆を過ぎて暑さの落ち着くような時期になると、商店に売られる「小醤油糀(こじょうゆばな)」を購入して、各家庭で調味料を加えて仕込む、というのが一般的です。
その昔は糀から手作りをしていたようですが、現在は麹屋さんが小醤油糀を造り、商店で販売しています。
小醤油糀は、麦と大豆から造られます。
そこから各家庭で、塩、みりん、砂糖や水飴、醤油などを入れ、2ヶ月ほど毎日混ぜて完成です。
入れる調味料や、発酵の度合いによって、各家庭の味が作られているのが特徴です。
ですので一言に「小醤油みそ」と言っても家庭によって味が違い、全く同じものはありません。
海士物産には海士物産のこだわりの味があります。
次回は、そんな小醤油みその独自のこだわりについて詳しくお伝えしていきます。
KIYA magazineでは、海士町のことをときには真面目に、ときには遊んで、楽しく配信していきます。
古いものから新しいものをではなく、そのままで素敵なものに目を向けて、お伝えできればと思います。
お気軽に読みにきていただけると嬉しいです。
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